内装デザイン・外装デザイン

   

木下大サーカス
木下大サーカス

今回の仕事は皆さんよくご存知の「木下大サーカス」さんからのご依頼で、物販ブースをデザイン・設計・施工しました。姫路公演中にご依頼頂き、お打合せをすすめ次の公演先の大阪鶴見緑地公園特設会場内での施工となりました。
偶然にも大阪での現場が同時(木下大サーカス・大阪市とごちそう村・和泉市)に始まりました。その距離約35分両方の現場監理がとてもスムーズに行えました。

物件はコンテナを改造し物販ブースを新装します。コンテナ自体は今までおつきあいのある業者さんに開口やシャッター込みで発注されました。もちろん開口位置やサイズは図面をもとに施工していただきました。
今回の課題はトラック輸送時の揺れや振動に耐えるようにすることでした。
通常ブラスターボードを使用しますが、全てコンパネ下地にしています。またクロス地の割れを防止するために専用の部材で目地貼りにしました。ほかにも強度を保つよう工夫をこらしました。
只、どれくらいの揺れがあるのかが不安なところです。

お客様に、よりサーカスを楽しんで頂けるように心がけたデザインにしました。商品棚のバックにはグラフィックパネルを仕込みました。これはコンパネ下地にアルミ複合板、インクジェットシート加工ですが、原画は当社のデザイナーによる手描きです。
商品棚も棚板(アクリル板)とフックでいろんな商品に対応できるようにしました。またサインやフラッグスタンドは移動時に取外しが出来る仕様にしました。(サーカスの皆さんは移動のことをバゴシと言われていました)

カラーリングは、白い部分が無く奇抜なカラーですが、全体にまとまりのある楽しい雰囲気がでました。
ワクワク感がとても良いですね。大人も子供も日常とは違う世界観を味わってもらえるように考えました。
あと写真では分かりにくいですがこの売場は両面から販売出来るようになっています。写真にはまだフラッグが付いていませんがもちろんパースのように設置します、もちろんこれも脱着式です。

施工前に描いた最終イメージパースです。完成後のイメージがよく伝わると思います。

左から木下サーカス・木下社長、副社長、販売スタッフの方です。とても喜んで頂き、ありがとうございました。
このブースがオープンするのは次の公演先の「北海道札幌北翔クロテック月寒ドーム特設会場」です。
オープン見に行きたいけど札幌か・・・・・・。

店舗データ 店舗名: 木下大サーカス 物販ブース
業態: サーカス興行
所在地: 本社〒700-0822岡山県岡山市北区表町3-23-23
アクセス: http://www.kinoshita-circus.co.jp/
TEL: 086-231-0411
FAX: 086-231-4972
営業時間:  
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URL: http://www.kinoshita-circus.co.jp/
施工データ 施工日: 2012年4月
工期: 約20日